三保原屋手ぬぐい ‟復刻包装紙柄” 2022/7/5発売!!
静岡駅前にある呉服町商店街は全国でも有数の商店街と言われています。
2021年11月に行われた通行量調査では、1日で三保原屋本店の前を18,000人を超える方が歩かれていると報告されています。
全国の商店街が衰退していくなかで、静岡の街中にある商店街は利用者が非常に多い部類に入ります。
それでも過去に比べれば数字はだんだんと右肩下がりな傾向にあります。
これは時代の流れもあるので仕方がないことでもあります。
いま、三保原屋本店があるビルは昭和32年7月5日に共同ビルとして誕生しました。
同じ頃に七間町にある札ノ辻ビルも完成・オープンされたそうで、共同で落成のお祝いをしている写真が残されています。
三保原屋本店の倉庫にあった古い段ボール箱の中から、昭和32年当時の包装紙を見つけました。
包装紙や古い写真を見たときに、ここから高度成長期が始まり、商店街にある専門店が活気に溢れ、これから頑張ろう!という雰囲気を強く感じました。
そのときの雰囲気にあやかりたいと思い、60年の歳月を経て、
三保原屋創業333年にあたる2020年3月3日より包装紙を復刻利用することとしました。
包装紙を復刻利用していると、お客様から「手拭いにしてみたらどうかな??」とお声をかけて頂くことがありましたので、
2022年に商店街のビルが築65年を記念して包装紙柄の手拭いを製品化させて頂きました。
手拭いの染めは浜松です。
注染という方法により染めていますので、非常に細かいレベルでは、商品に個体差があります。
包装紙の柄を完璧に実現することが難しかったので、一部に静岡のモチーフである富士山を忍ばせています。
是非色々なご用途にお役にたつことが出来ればと思っています。