2022年12月3日放送、NHKの「ブラタモリ」に、三保原屋本店がはいっている「呉服町商店街のビル」が取り上げられました。
三保原屋本店が営業しいてるビルは、昭和32年7月5日に、共同ビル(隣同士がくっついている構造の建物。)として誕生しました。完成当時、各ビルの最上階はハリボテでした。
三保原屋本店の倉庫にあった古い段ボール箱の中から、昭和32年当時の包装紙を見つけました。
包装紙や古い写真を見たときに、ここから高度成長期が始まり、商店街にある専門店が活気に溢れ、これから頑張ろう!という雰囲気を強く感じました。
そのときの雰囲気にあやかりたいと思い、60年の歳月を経て、三保原屋創業333年にあたる2020年3月3日より包装紙を復刻利用することとしました。
包装紙を復刻利用していると、お客様から「手拭いにしてみたらどうかな??」とお声をかけて頂くことがありましたので、2022年に商店街のビルが築65年を記念して包装紙柄の手拭いを製品化させて頂きました。
手拭いの染めは浜松です。
注染という方法により染めていますので、非常に細かいレベルでは、商品に個体差があります。当時の包装紙の柄を完璧に実現することが難しかったので、一部の柄を静岡のモチーフである富士山に変形させ、手ぬぐいの中に忍ばせています。
幾何学模様が連続で連なっている柄なので、お子さんの甚平や、あずま袋など、色々な用途でも楽しみやすい柄となっています。
素材:綿100% 日本製
サイズ:約35.5×89cm
手染めのため色落ちがあります。水分を含むと他のものに色移りすることがありますので、洗濯の際は他のものと分けて手洗いしてください。つけ置きや蛍光漂白剤入り洗剤のご使用はお避け下さい。