【静岡てぬぐい】静岡のみかん 

¥1,540

※注染という技法で染めています。商品の色やにじみに個体差があります。
またご覧いただく画面によっても商品の色が正確に反映されないことがあります。
予めご了承ください。

【みかんモチーフの手ぬぐい】

「イメージがない!」と言われることがあるのですが。
静岡はみかんの産地。
分かりやすさのために2025年の"みかん”の収穫量・出荷量を調べると、
①和歌山
②静岡
③愛媛
④熊本
このあたりまでが、みかん収穫量の多い県のようです。
(※引用元:農林水産省「令和4年産・作物調査(果樹)」)

【静岡のみかんの特徴

みかんも品種により特徴が異なるそうですが、
静岡は温州(うんしゅう)みかんという種類が多く栽培・収穫されています。
甘くて、種がない、食べやすいみかんです。

以下、デザインの紹介です。

葉っぱや花以外に、静岡のみかん栽培の特徴を記載しました。

●モノレール(白く伸びている線)

太平洋の日光を浴びるために、山の急斜面にみかんを植えて。
農業用のモノレールを使って、みかんを運搬します。

●ツナとみかん

注染染め工場さんからも「なんで魚がいる柄なの?」と聞かれました。
が、実は関わりの深いツナとみかん。

静岡は、マグロやカツオの水揚げ量が多く。
焼津港や清水港と有名な港があり、
ツナ缶のシェアは全国の90%を超えています。

ツナ缶などの残渣(ざんさ:製品の残りカス)を、みかん畑の肥料として利用したり。
夏はツナ缶と、冬はみかん缶詰の「二毛作体制」を過去には行っていたメーカーさんもあります。

焼き鳥缶・お茶缶などもあり、静岡は缶詰王国ですね。

●小屋で貯蔵・追熟

缶詰に加工されずに、収穫→追熟されるみかんもあります。
手ぬぐいにデザインした小屋は、みかんを貯蔵する小屋

追熟に適した品種は、長いものでは収穫から数か月間、小屋の中で美味しさを増していきます。

【静岡のみかんのはじまり】

こちらの記事を参考にさせていただいております。

阪口せりなさん著「静岡とみかん」
こちらは、阪口さんのブログです。

大きく省略をしてしまいますが、面白い!と思った方は元の文章を是非ご覧ください。
こちらが本の販売サイト

温州みかんは、甘くて種がない、とても食べやすいみかん。
1867年頃に、今もみかん大国である和歌山県(紀州藩の頃から御三家として、みかん先進国だった)から静岡に温州みかんが持ち込まれたそうです。

≪主流ではなかった温州みかん

江戸時代には、「種がない」温州みかんは、縁起が悪いと毛嫌いされており。
小(こ)みかんが主流だったそうです。
静岡には徳川家康公お手植えの小みかんの木が、駿府城公園内にあります。

明治に差し掛かっていた頃とは言え、主流とは言えない温州みかんを。
車もなく、リヤカーで持ち込んで。
異なる環境で育て始めた先人たちの努力が凄まじいと感じます。

明治維新後の自由な作物への挑戦可能になった環境変化。
江戸時代の風習が薄れ、市場に温州みかんが徐々に評価されるなどのタイミング。
少しずつ静岡のみかん栽培も盛んになってきます。
このタイミングなどは、結果でしか語れないことなのが本当に面白い。

≪産業が元気に!

多くの産業でも同じことが言えるように。
「輸出」によって、みかん産業も急伸したのが1900年頃。

また加工品としての缶詰生産が1930年代に拡大していきます。

(*例えば、焼き鳥のホテイフーズや、シーチキンのはごろもフーズが創業したのが1930年代と各社HPに記載されていました。)

≪戦争と最盛期

また、これも時代の流れですが。
1940年代の戦争による産業への打撃(農作物を強制的に変えるなど)や、戦後復興。

このジェットコースターのような時代を静岡みかん産業も乗り越えていきます。
乗り越えられなかったり、復興が遅くなった産地もあるそうです。

そして迎えた1960年代高度成長期。
静岡みかんも日本経済も最盛期を迎えます。

≪危機

元気な産業はどんどん生産が増えます。
しかしずっと成長しつづける産業は殆どないと思います。
どこかで生産が過剰になってしまうことや、環境変化があるためです。

1968年の大豊作や、品質低下。
1971年のグレープフルーツの輸入自由化。
これらをうけて、1972年にみかん価格の大暴落(前年の半値近く)が発生しました。

この影響は長く続き。
今日に至るまで、みかん農家を辞めた方も多くいらっしゃいます。
良かった時代が良いほどに、反動が強く出るのは宿命なのかもしれません。

こういった話はどんな産業でも、どんな会社でもありますよね。

【おうちにみかんが届くまで】

現在、みかんを頑張って生産されている農家さん・みかんを生産している畑にも、それぞれのストーリーがあったのだと思います。

もしかしたら、今手元にあるみかんは、和歌山からリヤカーに乗ってやってきた苗木の子孫かもしれませんね。
色々な品種が楽しめる現在ですが、収穫から追熟に、数カ月貯蔵されることを知らないで食べている品種もあると思います。

ついつい熱くなって文章が長くなりましたが。
色々なことを楽しみながら、みかんを楽しんでみてください。

【商品詳細】

・素材:綿100% 日本製
・サイズ:約36×90cm

ご使用上の注意:手染めのため色落ちがあります。水分を含むと他のものに色移りすることがありますので、洗濯の際は他のものと分けて手洗いしてください。つけ置きや蛍光漂白剤入り洗剤のご使用はお避け下さい。

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